明治薬科大学教授
専門:製剤設計学、物理薬剤学、臨床栄養学、地域医療学、セルフメディケーション学と基礎から臨床および実践応用までの境界領域。
略歴:東京理科大学薬学部卒、同大学大学院薬学研究科修士課程修了。同大学総合研究機構(戦略的物理製剤学研究基盤センター)客員教授。
研究
大学での研究は論文を書くためのものではなく、世の人にとって有益な製品を作り出して始めて価値あるものとの認識のもとにすべての研究を行っている。また、病気にならないための研究もしくは現在の健康状態をさらに向上させる(悪い人は良く、良い人はさらに良く)ための研究では、簡単な運動および容易な食生活改善によるデータ解析したエビデンスを参加協力者にフィードバックするなど、医者いらず、薬いらずの国民健康維持を目指す研究も行っている。
近況
へヴィ研では薬局における各種データの収集が重要となりますが、そのデータを解析したのち、例えばインフルエンザの流行が予測できた場合、各薬局薬剤師はどのような対処を地域住民に行うかはさらに重要です。つまり、薬局薬剤師はこうして得られたエビデンスをもとに患者にあるいは地域住民にどのように対処すべきかを習得あるいは熟知していなければなりません。今後は薬局がさらにすべての国民の健康相談センターとなるために、そこで働く質の高い薬剤師の育成養成も急務な課題として研究を続けています。
趣味
ご当地グルメを食する旅行。iPAD mini を用いた電子書籍読書および音楽鑑賞。